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特定技能1号介護とほかの在留資格の違いは? おすすめの人材紹介会社も紹介!

特定技能1号介護とほかの在留資格の違いは? おすすめの人材紹介会社も紹介!

2022.08.23

介護分野で外国人を採用するときの在留資格として「特定技能1号介護」があります。今回は、特定技能1号について、ほかの在留資格との違いや最新動向、雇用におすすめの理由などをおさらいしつつ、おすすめの人材紹介会社をご紹介していきます。特定技能1号による採用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

介護に関する在留資格比較表

まずは、介護に関する各種在留資格を比較してみます。

  技能実習 特定技能1号介護 介護ビザ 特定活動(EPA介護福祉士)

概要

開発途上地域から外国人を受け入れて日本の技能や技術を学ばせる 国内人材を確保するのが困難な介護分野で働く外国人が取得できる 外国人が介護福祉士の資格を取得すると日本で働けるようになる 日本の介護施設で外国人を就労・研修して介護福祉士の国家資格を取得させる

送出国

制限なし 制限なし 制限なし インドネシア、フィリピン、ベトナム

目的

国際協力の推進 国内の労働力不足解消 専門的・技術分野への外国人の受け入れ 国際連携の強化

在留期間

最長5年 最長5年 期限なし 最大4年

取得条件

入国時にN4程度の日本語能力が必要※2号移行時にはN3程度が要件 入国前に介護技能と日本語能力を試験で確認 介護福祉士の国家試験の受験が必須 介護福祉士の国家試験の受験が必須

介護で求められる知識・経験など

外国で同等業務従事経験がある※団体監理型の場合 介護分野で適切に働くための能力 国よって異なる(例:ベトナムの場合は3年制または3年制の看護課程修了)

転職可否

不可 可能 可能 不可

注意点

家族の帯同が認められない 家族の帯同が認められない 介護福祉士養成校に在籍中は留学として扱われる 同一法人内の異動は介護福祉士の取得前は原則不可

特定技能1号介護の在留に関する最新現状

令和4年3月末時点において、特定技能1号介護の外国人数は7,019名です。

国籍別でみると、ベトナム(3,445名)、インドネシア(981名)、フィリピン(698名)の順に多くなっています。

都道府県別でみると、大阪府(773名)、神奈川県(745名)、東京都(686名)の順に多くなっています。

特定技能1号に関する最新状況の詳細は下記の記事でもまとめていますので、あわせてご確認ください。

参考記事:2022特定技能最新状況!一番多い国は?どの分野の特定技能人材が一番多いか?解説します!!

 

特定技能1号介護の雇用がおすすめな理由

 

特定技能1号介護の雇用がおすすめな理由を解説していきます。

介護現場に即戦力を投入できる

介護分野の特定技能1号外国人は、介護技能に関する試験に合格しており、利用者の心身の状況に応じた介護業務を自分で実践できます。日本語能力も備わっているので、ゼロから日本語を教育する必要もありません。介護現場に即戦力として投入できます。

 

比較的長く雇用できる

特定技能1号介護は、技能実習を3年実施してから特定技能1号に変更すると、合計8年間働けます。長期間働いてもらえる人材を確保したい場合に検討しやすいです。

 

さまざまなサービスで登用できる

特定技能1号介護は、訪問系サービス以外の介護業務を行えます。身体介護(付随する支援業務も含む)をはじめとするさまざまなサービスで働いてもらえます。

そのほかにもおすすめできる理由がありますので、気になる方は下記の記事もチェックしてみてください。

参考記事:雇用側における新たな在留資格「特定技能1号介護」のメリットを解説!

 

おすすめの特定技能介護人材紹介会社

ここからは、特定技能介護に関するおすすめの人材紹介会社をご紹介していきます。

 

MUSUBEE 

MUSUBEEは、求職者数3,000名以上、採用支援実績100名以上の外国人採用支援サービスです。

ベトナム語に対応しているので、特定技能1号介護人材が多いベトナムからの受け入れに対応しやすいです。そのほか、中国語や英語などのさまざまな言語に対応しており、通訳や翻訳に不安を抱えている企業におすすめできます。

成果報酬型のサービスであり、採用が決まるまでの料金は無料です。紹介手数料は想定年収の18%となっています。本人の自己都合による早期退職が発生した場合は返金に対応しています。

9月1日から登録支援業務を展開予定があり、人材紹介以外、登録支援サービスのご提供も可能になります

 

ミャンマー・ユニティ 

ミャンマー・ユニティは、ミャンマー政府認定の正規人材送り出し機関であり、2019年にミャンマー政府よりミャンマーNo.1人材送出機関として表彰されています。

送出した介護人材の数は359人に及んでおり、介護職種の在籍者は1,533名です。ミャンマー人の特定技能介護人材を受け入れたい企業におすすめできます。

 

スタッフプラス

スタッフプラスは、特定技能介護職に特化した外国人人材紹介サービスであり、介護専門の教育カリキュラム修了者を厳選して紹介しています。

学習時間は950時間であり、紹介してもらえる人材の学歴は大卒以上です。人材の質を重視する企業におすすめできます。

 

サポラ 

サポラは、介護に特化した外国人人材紹介サービスであり、介護資格取得のスクール(日本福祉アカデミー)を卒業した外国人を紹介しています。

導入コンサルティングに対応しており、特定技能1号介護人材を登用するにあたって、不安や疑問なども相談可能です。事前ガイダンスの提供や出入国の送迎など、さまざまな支援業務にも対応してもらえます。

海外在住の人材とWEB面接できるので、現地訪問する余裕がない企業にもピッタリでしょう。

 

特定技能介護WMcare 

WMcareでは、ケアマネージャーや介護福祉士、ヘルパー1級、ヘルパー2級などの介護人材を紹介してもらえます。現場の課題に応じた人材を確保したい企業におすすめです。

フィリピンやベトナム、中国、ネパールなど、さまざまな国籍から介護人材を探すこともできます。

外国人の就労支援業務にも対応しており、特定技能人材の支援・管理費は、1人あたり月額20,000円~30,000円です。

 

ウィルオブ・ワーク 

ウィルグループの子会社として、人材派遣・紹介予定派遣事業、人材紹介事業、コンサルティング事業様々事業を提供しているウィルオブ・ワークは介護特化の人材支援も全国に47店舗を展開しおり、資格保有者、経験者の派遣・紹介が可能、人材紹介の実績はともて豊富です。

 

特定技能ナビ

特定技能ナビは、翻訳・通訳のサービスが充実した特定技能1号の人材紹介サービスです。候補者の情報を無料で日本語に翻訳して提供してくれるほか、候補者との面接では通訳も対応してもらえます。

外国語が話せる社員がいなくて、特定技能1号を採用できるか不安な企業にピッタリです。

 

Stay-Worker 

Stay-Workerでは、スキルだけでなく人柄を把握したうえで適切な人材を紹介してくれます。面接時に外国人スタッフがコミュニケーションを補助してくれるので、求職者から必要な情報を引き出しやすいです。

特定技能の正社員(日本語能力N4相当以上)を紹介してもらう場合の料金は、385,000円(税込)です。なお、入社後30日以内に本人都合による退職が発生したときは、紹介手数料を全額返金してもらえます。早期離職による損失を避けたい企業におすすめです。

 

マイナビグローバル

マイナビグローバルは、国内転職エージェント大手「マイナビ」のグループ企業なので、認知度が高いです。初めて特定技能の人材紹介会社を利用する方でも安心して相談できるでしょう。

日本語能力N1〜N3(日常会話レベル)の人材がたくさん登録されているため、外国人の日本語能力が心配な方にもおすすめです。

 

まとめ

特定技能1号介護とほかの在留資格との違いや、おすすめの外国人採用サービスをご紹介しました。 特定技能1号介護は、介護現場の労働力不足解消を目的とした在留資格です。介護スキルと日本語能力を試験で確認するので、安心して介護現場に採用しやすくなっています。 ただ、外国語が話せるスタッフがいないと、特定技能1号介護の人材を採用するのは難しいです。 MUSUBEEのように多言語に対応した外国人採用サービスもあるので、採用活動に不安がある方はぜひ利用を検討してみてください。